子育て苦手なワーママの日々

がんばりすぎないで大丈夫、たぶん。

男性も育児に責任を持つというのは、女性にとって有能なアシスタントができることではない

お久しぶりです、「子育て苦手なワーママ」です。

 

男性育休が話題になって久しいですね。

 

これだけ話題になるということは、

背景にはいかに今の日本社会がいまだ男女の役割分担が強く残っているかということや、

長時間労働などで家庭のことをしたくてもできない、休日も家庭のことをする余裕はない、という男性のおかれた環境の問題、

そしてワンオペ育児といわれるような、一人で家庭のことを切り盛りしなくてはならないような女性の環境の問題があるのでしょう。

 

 

よく、女性側の意見として、

「育児を手伝う、という当事者でないことを示すようなパートナー発言が気になる」

というのがありますね。

 

もっと主体的に育児に取り組んでほしい

 

こうした願いをパートナーに対して持つ妻は

沢山いることと思います。

 

 

 

我が家は、夫の残業が少ないということもあって、

保育園の頃は私より夫のほうが育児にかかわれる時間が多くありました。

 

それにより、ワンオペで回していた時期は数カ月くらいと、

私は非常にめぐまれていたかと思います。

 

その一方で、夫婦がいずれも主体的に育児に関わることで何が起きるかも経験してきました。

 

 

男性も主体的に育児に関われるようになった時、

女性側として頭に入れておいたほうが良いと思うことがあります。

 

 

 

それは、

 

夫婦ともにやりたい育児には差があるもの

 

ということです。

 

 

我が家でも、

ミルクの温度管理から始まって、

ベビーカーの子供に何を着せるか、

保育園に行く子供に上着を着せるか否か

冬場はコートを着せるのか、それともTシャツで過ごさせるのか。

小学校一年生で夜道を独り歩きさせてよいかどうか。

 

一つ一つ意見が異なっていくわけです。

 

 

「保育園の送り、お願いね。そこにあるコートを着せてね」

 

では済まないということ。

 

自分が主体で育児をしていたら当然と思うことは、

人が違えば当然にはならないわけですよね。

 

 

文字にしてみれば当たり前なのですが、

夫婦でお互いに主体的に育児にかかわるというと、

女性の負担が減ることが当然のような流れを感じるのですが、

経験者としては、それだけではないと言いたくなります。

 

 

もし、主体的に関わったパートナーが、

非常に支配的だったらどうしますか?